ツギハギ
俺の心が冷たすぎるのか、君たちが優しすぎるのか
おそらく、両方なんだろうな、と最近つくづく思い、感じる
俺が嫌いなモノには徹底的に
俺の中は好きか嫌いで構成されてて、好きと嫌いのほんの少しの間に情がある
その情に入れば優しく出来るけど、入らなかった場合は叩き潰す
もう、俺の顔も見たくない、と思ってもらえる位には。
そのほんの少しの間にある情に入れる人も、また少数で
大体が、潰すことになってしまう訳で
現状この世界は、「好き」か「嫌い」か
「金がすべて」「覚悟の度合い」「外面の上手さ」で構成されてると思ってる
俺が、今までの経験で学んだ事。
8のつく人達とも、覚悟と愛想で上手く乗り切った
金がすべてなのは、身をもって体験した
こんな考えの俺が、人を愛するなんていけない事やったのかもしれない
愛されるだけの存在で、あるべきだったのかもしれない
いつだったか、「愛する事はもう辞めよう」と誓って
素敵な人が現れて、「この人なら、もしかすると」と愛そうとして
結局、それもゴールまでは辿り着けなくて
私は愛されて、愛して、守ってもらわないと生きていけない人間で
だけど俺は、情けは無用と言わんばかりの人間で
1つの身体にある心臓は、その2つの価値観がツギハギに組み合わさってて
縫い目もチグハグで、解けばバラバラになるくらいに脆い
私の感情に、いつも心を痛まされる
けど、俺と私は一緒にはなれない
なんで、俺たちは身体が1つしか無いのかな